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プラットフォームシステムから学ぶソリューションサービスの在り方

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こんにちは! 先日掲載したWEB構築プラットフォームシステムとして WordPressを取り上げた社内勉強会第二回目が開催されました。


WordPressを通して事業領域を超えるチームに! 2016.01.26


イデア・レコードではWEBマーケティング・コールセンター・クラウドと幅広い領域で、 事業部の垣根を飛び越えたソリューションサービスが日々生まれています。
より良いソリューションを生み出していくために、勉強会を創業1期目から定期的におこない、 担当事業部外の専門知識、オペレーションの理解を深め、事業の可能性を日々高めております。

前回に引き続き、当勉強会の主宰でもある株式会社イデア・レコード代表取締役社長の柏田が登壇し講義を行いました。その様子をダイジェストでお届け致します。
イデア・レコード代表取締役社長 柏田康雄
1979年生まれ。明治大学商学部卒業
2002年、WEB業界の黎明期から大手WEBコンサルティング会社 株式会社あとらす二十一へ入社
入社後、営業職を経てWEB構築ディレクターとして、中小企業から大手企業まで100社以上のWEBサイト構築を手掛ける。
2008年、国内最大手シンクタンク野村総合研究所グループ(現)NRIネットコムへ入社、 オンライントレードシステムのフロントUI構築、国内大手クレジットカード会社のWEBコンサルティング、 大手流通業のITプロジェクトにプロジェクトマネージャーとして従事。
2012年、自身の家業であった飲食業、不動産業を通じ、店舗ビジネス業界を変えていきたいという強い想いで、 株式会社イデア・レコードを創業。
代表取締役社長として「店舗型ビジネスにおけるWEBソリューション」を 企業コンセプトとし、企業様を取り巻く外部・内部環境の課題に対し WEBマーケティング事業、ICT事業、クラウドサービス事業を主軸にサービスを展開。


単純に導入すれば課題が解消され目的を達成できる??そんな魔法のシステムはこの世に存在しない


広く一般的なWEBサービスは、ターゲットの利用端末に合わせた動的言語(PHPなど)とデータベース(MySQLなど)を組み合わせ、WEBサイトやアプリを企画開発を行うのが主流です。

しかし、どんなに優秀なフロントエンジニアがPHP、あるいはJava、Objective-Cで描画ロジックを描き、サーバーサイドエンジニアが 永続的なデータベース構築を行い、また有名WEBデザイナーがUIを手掛けたコンテンツだとしても、コンテンツの目的やコンテンツ設計が 明確でなければ全く意味の無いモノになってしまいます。

またCMSでも同様です。どんなにサステナブルに富んでいても、シェアがあったとしても、世の中にパブリッシュされるWEBサイトが目的不明確のサイトであった場合、また世の中の流行や日々生まれてくる課題に対してメンテナンスを行っていない場合、これらを構築していったコストが全くの無駄になってしまいます。
「単純にシステムを導入すれば自然と課題が解消され、目的を達成できる??そんな魔法のシステムはこの世に存在しないです」
「どうやって作る」ではなく、「どうしたいから作るのか?」そして「どうやってそれを進化させて、求めるWEBサービスにしていくのか?」まずこれを認識してください。


まずはWEBサイト構築やアプリ開発、システム開発におけるゴールを明確化する。
ゴールへの軸がない制作物には存在意義がありません。
逆に、目的設定やターゲットを明確にして生まれたコンテンツ企画、情報設計、UIデザイン、そしてシステムロジックそれぞれが噛み合って生まれる制作物・サービスは、必ず結果を残します。

目的、ターゲットを明確にすることが前提であることで、初めて意味のあるWEBサイト構築やアプリ開発、システム開発を行うことができるようになるのです。

『デザイナー』『エンジニア』の垣根を取り払うプラットフォームが私たちに教えてくれる事


WEBサイト構築やアプリ開発、システム開発では、プロジェクトメンバー同士での業務領域が既に存在しなくなってきています。もちろん、工程上、役割分担の意味としては業務が分けられるケースがほとんどですが、どの業務もそれぞれの分野の知識を持って、目的、ターゲットに沿ったモノでないと結果が出しにくい状況となってきています。

では、「生粋のデザイナーにいきなりHTMLソースを書いて!」といっても、難しいでしょう。「逆にエンジニアにAdobeソフトでグラフィックデザインを・・・」もしかりですね。
サイト設計からデザイン・コーディングまでの全てを一手に行なうことはスキルレベルの高い専門知識を数多く要しないと、実現は難しい部分もあるかと思います。

今回の勉強会で例に挙げたWordPressではこれら、WEBサイト考慮すべきポイントすべてを網羅できる機能が備わっています。世界的シェアもNO1でその拡張性、将来性も秘めたすばらしいCMSです。
設計から始まる制作フローのハードルを引き下げ、プロフェッショナルで無くても制作・運用をおこなうCMSが世界でも求められ、進化していったWordPressだからこそ、機能を理解し逆に広い視野で我々に求められるWEBサービスにおける考え方や、チーム開発の意味を学んでいきましょう。


全員でWordPressを使ってサイト構築!目的を達成するためのアイデアやコンテンツをレビュー
各々がWordPressで制作したサイトをレビュー。

各々がWordPressで制作したサイトをレビュー。

ICT事業部はグルメキュレーションサイトを発表

ICT事業部はグルメキュレーションサイトを発表。

インターン生が制作したサイトにも様々なアドバイスをしました。

インターン生が制作したサイトにも様々なアドバイスをしました。



プラグインから見るWEBサイトの拡張


通常のサイト制作とは違い、プラットフォーム上で運用まで行なうことができるのがWordPressの大きなメリットの一つです。

ALL IN ONE SEOなどのプラグインを使用すればmetaまわりからanalytics、google console、SNSの対応まで行なうことが出来てしまいます。

また、ページの更新もプラグインを入れることでカンタンにタグ打ちをすることができるようになり、より訴求力の高いページにするための加工をしていくこともできます。

その他にも多くのプラグインが公開されているので、うまく利用すればサイト運用の大半をWordPress上でおこなうことも可能になります。

ただ、時々悪質なプラグインも紛れ込んでいる点に注意が必要なので、使用前にしっかりと確認した上で取捨選択していきましょう。


「作ったら終わり」では無く、「作ってからがスタート」 お客様へ新たなソリューションサービスを


具体的な課題を持ったユーザーが利用するクラウドシステムをはじめとし、日々変わっていくWEBの世界で確実に対応していくためにそれぞれが担っている役割、視野が新しいソリューションを生み出します。

「我々は広告代理店でも、システム開発会社でも、アプリ屋でも、WEB制作会社でもありません。
顧客と利益を結びつけるための、WEBソリューションサービスを開発、またリソース調達を通し、顧客に合わせたコンサルティングそのものをコーディネートする集団です。」


広告プロモーションの提案、サイト構築、システムの導入など、これらを納品すれば終わりではなく、本質はその先です。イデアレコードが持っている事業スキーム、ナレッジをお客様の利益を追求するために日々商材へ反映、世界標準となったWordPressが教えてくれたように、それぞれの事業が業務領域を飛び越え一つとなり、また新しいサービスを生み出していくことを芯に、業務に励んでください。

「作ってからがスタート。お客様と一緒にハードルを越え、成長できることに喜びを。
私も日々みんなに負けずに頑張ります。」


次回は講義最終回、WordPressを利用したビジネスの事例をもとに、研究考察を行ってまいります。 また実施され次第レポートをいたします!

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