
2019.06.12 Wed
【事例紹介】東京一番フーズ様~世界に認められた企業ブランドを徹底的に訴求。運営するすべてのWEBメディアに魂を~
大切にしたのは、東京一番フーズが伝えたい「企業文化」。
魚を見極める目利き力を武器に首都圏を中心に「とらふぐ亭」などを展開し「世界一の魚食カンパニー」を目指す東京一番フーズ様。
企業ブランドの原点は「譲れない本物志向」。生産・仕入れ・輸送・調理・接客の各分野におけるプロ集団として、お客様へ新鮮かつ本物のみが持つ、魚本来の上質な美味しさを届けることを使命とされています。
国内50店舗に続いて2017年には米ニューヨークに海外1号店となる鮮魚和食レストラン「WOKUNI(うおくに)」を出店。日本の自社漁場からマグロやブリを直接出荷しニューヨークで新鮮な魚料理を手ごろな価格で提供することで、海外メディアからも注目されています。
今回のプロジェクトの最大のミッションは「唯一無二の魚食カンパニー企業である東京一番フードブランドの訴求」「グルメ媒体ではできない集客チャネルの構築」。
イデア・レコードでは、コーポレートサイトの再構築・オウンドメディア構築をはじめとし、MEO施策や集客媒体の編集、通販サイト制作運用、季節キャンペーンの企画・運用、さらには採用サイト制作など、Webを中心に幅広いソリューションを提供させていただきました。
世界に認められた企業ブランドを徹底的に訴求。運営するすべてのWEBメディアに魂を入れるプロジェクトとは
・時代に合ったマーケティングとコミュニケーションの導入へ
・イデア・レコードを選んだ理由は「業界が抱える課題」に対する理解の深さ
・オウンドメディアは自社の顔
・お客様と伴走し、その先への道筋をつくること
・イデア・レコードが考えるWEBメディアの在り方
■導入サービス
・オウンドメディア・Webサイト構築・運用
・ スゴク・イイ・マーケティング(SEM/検索エンジンマーケティング)
・集客コンサルティング
・マルチWEBサイト構築CMS
今回は、サービス導入にいたった経緯や導入後の変化について伺いました。
右:東京一番フーズ 顧問 大和田 順子様
中:東京一番フーズ 業務推進部 櫻井 美樹様
左:イデア・レコード 高橋 秀一
時代に合ったマーケティングとコミュニケーションの導入へ
イデア・レコード:WEBメディア再構築の背景、きっかけについて教えてください。
大和田様:コーポレートサイトはずいぶん前から存在していたんですが、一言で表現すると「古い」というのが一番の理由です。いまやWEBサイトを使って、企業のブランディング施策や集客施策を行うWebマーケティングは当たり前の時代ですが、弊社のWEBサイトは見せ方含め構造的な問題も多く、今の時代に合っていないと感じていました。
WEBメディア再構築の本質を見い出すべく、まずは「そもそも伝えたいことが伝えられているのか?」「お客様にとって使いやすいデザインなのか?」細かい部分を冷静に見直すために、PV数やページ遷移など「どんなコンテンツが、どれくらい、どう見られているのか」などユーザー目線で計測し、課題を見える化するところから始めました。これらによって挙げられた課題をクリアにすべく、ユーザーとのコンタクトポイントを再構築し、コーポレートサイト・店舗集客のためのオウンドメディアを再構築して時代にあった発信力と集客力のあるメディアへ、つまり「価値のあるメディアを構築すること」を目指したいと導き出したことがきっかけです。
ただ、そうは言いながらも具体的に何をどう変えればいいのか、アイデアもリソースも社内では不足していたので、コンペを開催することになりました。
イデア・レコード:確か、イデア・レコードにお話いただいた時点ではコンペまで1週間ぐらいしかなかった気がします。(笑)
大和田様:そうでしたね(笑)
当初、イデア・レコードさんとのご面談はWEBメディア再構築プロジェクトとは全く違う内容でしたよね。ご面談の際は柏田社長にもお越しいただいて第一印象として「いいお話をされる方だな」と感じたのをよく覚えています。
そのご面談の帰りがけに柏田社長から「イデアはWEBサイトも作りますよ!」と軽い雰囲気でお話いただき、すでにRFP(提案依頼書)を出していたコンペに「よかったら参加してみませんか?」とお誘いしました。
イデア・レコード:コンペではイデア・レコードの幅広いソリューションサービスのご提案ができました。さらに弊社に選定いただいたこと改めて感謝いたします。
実際、WEBメディアの再構築を行うにあたり、社内の反応はいかがでしたか?
大和田様:WEBメディアの再構築に先行して事前にWeb予約を開始していたのですが、これが大きな課題でした。
弊社では予約受付は電話が基本で、もちろんグルメ媒体は活用していましたが、「接客の基本はお客様との電話」というのが、職人気質の弊社スタッフの想いであり、店舗でお客様からの電話を受け、台帳(ノート)に記録して管理していました。
お電話でご予約の目的や嗜好などをお電話できちんと会話していれば、昨今話題になっているノーショー(無断キャンセル)問題も軽減できる、という意識が強かったので、簡単にWeb予約ができてしまうと気軽にキャンセルされてしまうのではないか、という懸念が強くありました。
しかしアナログ運用のままでは情報活用が一向に進まないと考えていたので、様々な情報を自社でデジタル化しその情報を最大限に「活かす」という目的を掲げ、時代にあわせてお客様へのアプローチを増やすことも「おもてなし」の一つとして大切であることや、弊社らしさを失わない弊社ならではの情報活用・発信を高めていきたいという想いを全社へ説明し、「WEBメディアからの集客を行うこと」を推進してきました。
イデア・レコード:
確かに人と人との直接のコミュニケーションを重視する企業様ではデジタル化による「おもてなし」の質の低下は心配されるところです。エンドユーザーの外部環境の変化によりネット予約はここ2~3年で急激に増えています。電話予約を捨てるのではなくネット予約も取り入れることで、おもてなしの幅を広めたい。これには特別な強い思いがあったのですね。
大和田様:そうです!自社にエンドユーザー情報を蓄積し、管理・活用することで、よりオウンドメディアで質の高い発信ができるので、おもてなしの幅を広げ、強い集客メディアとして質を高められると考えました。
イデア・レコードを選んだ理由は「業界が抱える課題」に対する理解の深さ
イデア・レコード:率直にお伺いいたしますが、イデア・レコードを選んでいただいた理由は何ですか?
大和田様:一言でいうと私たちの想いをいちばん汲んでくれたことです。
東京一番フーズのやりたいこと、WEBメディア再構築の趣旨である「とらふぐ亭」を新しくプロデュースしたいという想いに応えたコンセプト、キャッチ、デザインが非常によくマッチしていました。わたしたちが何をしたいかを理解したうえで、プロの目線と手法がカタチになっていました。
準備期間もさることながら、プレゼンという短い時間の中で、純粋に「これだ!」と実感し、私たちのいいパートナーになってくれるんじゃないか、と率直に感じました。
また、他社との違いとして大きかったのは、イデア・レコードさんは私たちの業界と顧客を知り尽くしていたことです。
例えば、価格を含めてのバランスも込みでお話すると、Webページを構築運用するにあたり、時間と予算を最適活用して、何をしたいのかという点はもちろん重要ですが、オウンドメディアが完成した後、自分たち(自社のみ)だけで、
どこまで速報性や継続性を持った運用できるのか?というリソースの課題やその解決策も当然必要になってきます。
オウンドメディアの情報更新の際には、他に出稿しているグルメ媒体も連動して情報更新が必要ですし、キャンペーンや季節のメニュー、コース内容の変更も相当なボリュームです。オウンドメディア以外でも情報連携すべき媒体が複数存在するのは、外食・飲食業界としては当然のことなんですが、イデア・レコードさんの場合は、そういった業界の内部的課題を俯瞰して捉え、理解したうえで運用まで包括して解決する提案をしてくれたので、この点が一番大きかったですね。
オウンドメディアは自社の顔
イデア・レコード:実際にオウンドメディアをリニューアルし、Web予約だけでなく媒体編集などを含めた運用が始まってから、社内ではどのような反応がありましたか?
大和田様:まずひとつめは、純粋に自社ホームページがキレイになって従業員のモチベーションアップになりました。ホームページは会社の顔だと思うので、綺麗に整えられたことが「自社の誇り」に繋がっています。
つぎに、実際に店舗業務の効率化ですね。自社WEBメディア・オウンドメディアができたことで、ネット予約の経路が確立され、ただ単に電話対応の時間が軽減されただけでなく、グルメ媒体の運用も行き届くようになったので、調理や接客に集中できる時間が増え、おもてなしの質がアップしたと実感しています。
お客様と伴走し、その先への道筋をつくること
イデア・レコード:実際にサービスを導入してみて、感じられたことを教えてください。
大和田様:いくつかあるんですが、総括していうと「投げっぱなしじゃない。きちんと伴走してくれる安心できる会社」だと感じました。
具体的には、細やかな対応をしてくれることや、時代にあったマーケティング手法(MEO、リスティング、リタゲ等)を導入するだけでなく、効果測定や改善までのPDCAを回すサポートをしてくれていることです。
この安心感があったので、オウンドメディア構築・運用、集客媒体の編集以外のサービスもお願いしてみようと決めました。新しいことに挑戦するときも不安がないと思っています。
また、若くて柔軟で楽しそうな会社ですね。雰囲気も人もエネルギッシュ、かつパワーのある会社だと思います。
「Web制作の会社」という印象があったので、コールセンター業務を展開されていることや、オフィスに伺った際に開放的な雰囲気のなか大勢の方が働いていらっしゃることに驚きました。
イデア・レコード:Webメディア構築・運用はイデアレコードの事業のひとつです。本社にはコールセンターをはじめとし、システム開発、コンサルティング営業、管理部門のスタッフが働いており、今期はさらにサービス拡充のためまだまだ成長していきます!最後に、今後、イデア・レコードに求めることはありますか?
大和田様:今回のWEBメディアリニューアルでろいろと教えていただいたので、今後もトレンドというか、新しいこと、世の中の変化をキャッチして東京一番フーズ用にアレンジして取り入れてくれると嬉しいですね。
当初の打合せから何度も言葉に出ていたように、弊社の社員の多くは職人気質。かつ私たちの会社の想いは、「美味しいものを安心して笑顔で召し上がっていただきたい」ということです。
時代の変化にあわせて臨機応変に対応することと、守り続けること、それぞれ大切だと思いますが、いずれにしても軸となるのは企業文化がブレないことだと思っています。
イデア・レコードさんは私たちの企業文化を理解してくれているので、細かい説明をしなくても、理解したうえでボールを投げてくれるだろうと安心しています。
イデア・レコードが考えるWEBメディアの在り方
東京一番フーズ様は非常に多くの魅力・PRポイントを持ちながら、これまであまり強く語られることはありませんでした。その堅実でかつ実直な姿勢はとてもすばらしい企業文化だと感銘を受けました。
今回のプロジェクトのコンセプトである「自社WEBメディアを集客チャネルへ」の本質は「いままで訴求しきれなかった企業の姿勢やPRポイントを正しく世の中に発信すること。またこれを求めている顧客にシンプルにお届けすること」だと考え実装にあたりました。
運用では昨今のエンドユーザーを取り巻く外部環境の変化、店舗運営業務の煩雑化・・・など業界が抱える課題に向き合い、さらには「お客様が本業に集中できる環境を整えること」を骨子として、ご本業以外の業務を全力でサポートさせていただいております。
純粋な心で素直に僕たちが感じたこの東京一番フーズの美学をもっとかっこよく伝えたい!という想いを胸に。
今後とも多岐にわたりサポートいたします。

2019.03.27 Wed
【事例紹介】東京會舘レストラン様リニューアルオープン~WEBメディア構築からコールセンターまでトータルソリューションサービスを提供~
NEWCLASSICS.~東京會舘リニューアルオープンにともないレストラン予約コールセンター導入、およびブランドサイト制作
東京會舘は大正11年(1922年)創業。東京・丸の内を拠点に結婚式場、宴会場、レストランを中心に運営されています。
2018年10月に丸の内本舘が竣工。2019年1月に新生本舘として新たな歴史の一歩をスタートされました。
伝統と革新が交差する空間は凛とした美しさのなかに和らぎを与え、訪れた方にここでしか味わえない特別な時を提供してくれます。
このたび、東京會舘のリニューアルオープンにともない、レストラン事業においてイデア・レコードが協力させていただいた制作、および支援事例をご紹介します。
WEBメディア構築からコールセンターまでトータルソリューションサービスを提供
・WEBサイト構築からコールセンターサービスを採用
・「温故知新」~NEWCLASSICS.をどう見せるか?~ブランドサイト制作~
・カスタマーサクセスの実現へ~コールセンターの導入
・イデアレコードは今時珍しい「一緒に汗をかける会社」
・今後の展開は強固なCRMの構築、CS向上の足掛かりに!
WEBサイト構築からコールセンターサービスを採用
■導入サービス
・ブランドサイト(ランディングページ)制作(2018年10月公開)
・飲食店特化型コールセンター「よやくるー」(2018年11月開始)
今回のランディングページ制作と飲食店特化型コールセンター「よやくるー」導入にあたり、東京會舘の外岡様にお話を伺いました。
右:東京會舘 マーケティング戦略部 部長代理 外岡慎平 様
左:イデア・レコード 営業 上田 拓海
「温故知新」~NEWCLASSICS.をどう魅せるか?~ブランドサイト制作
イデア・レコード(以下、イデア):はじめに、東京會舘としてハード面の建て替えにともない、継続した部分、リブランドしたことなど生まれ変わるからこそ特に大切にしたことはありますか?
外岡様:東京會舘は大正11年創業です。レストランだけでなく、婚礼、宴会など多くのお客様にご利用いただき、数えきれないほどの想い出が生まれた場所です。
当然のことながら、私自身を含め現在いるスタッフよりも東京會舘を長くご利用いただいているお客様もたくさんいらっしゃいます。
お客様の多くは建物や雰囲気をただ単に全面刷新することを望まれないと思い、建物が新しくなっても「あぁ。帰ってきたな。東京會舘。」と感じていただけるような、親しみや懐かしさを感じられるように、それでいて初めて訪れていただく方に新鮮な感覚で喜んでいただけるようなつくりにしました。
具体的には、初代・二代目本舘から引き継がれた意匠ですね。特に猪熊 弦一郎先生のモザイク壁画と各所に使われていた「金環」というタイトルの照明は、東京會舘を代表するデザインです。モチーフ、素材、色合いなど細かい部分の装飾まで意匠を大切にしました。
イデア:建物自体が新しくなっても、意匠をブラさずに継続することで、モダンななかにクラシックな佇まいを感じるまさにNEWCLASSICS.な世界観を創り出したということですね。
--------------
イデア:それでは、今回、レストランのブランドサイトを弊社に依頼していただいた背景を教えてください。
外岡様:ランディングページの依頼より先にイデア・レコードのコールセンターの話が動いていて、営業担当の上田さん、鈴木取締役と何度も話をしていたので、イデア・レコードがWeb制作にも強い会社だということを理解していました。
新生東京會舘としては、クリエイティブは突き詰めたら時間がかかるものと意識しながらも現実的に時間がない、だからといって絶対に手を抜けない部分でした。
それまでのお二人との会話の中で、イデアなら「スピード重視でも本質をぶらさずにやってくれるんじゃないか」という確信があったのでお願いしました。
東京會舘レストラン ランディングページ
カスタマーサクセスの実現へ~コールセンターの導入
イデア:コールセンター導入(飲食店特化型コールセンター「よやくるー」)の背景は何ですか?
外岡様:ファーストコンタクトは営業担当の上田さんからお電話いただいたのがキッカケです。
実際に導入した理由は大きく二つです。まず一つはこれまでの東京會舘は、各レストランがそれぞれに予約・問い合わせの対応をしていました。そのフローだとお客様とスタッフとの距離が縮まり、より親近感が湧くというメリットがありつつ、東京會舘全体のマーケティング視点で考えると各現場任せになってしまいレベルの統一が難しいのではないかと考えました。もう一つの大きな理由として、予約受付を開始したタイミングでは會舘自体がオープン前だったので、電話を取る場所が作れていませんでした。
レベル統一のためには予約センターの集約、かつ物理的なスペースとリソース、この二つを一手に引き受けてくれそうなのがイデア・レコードでした。
イデア・レコードのコールセンターの詳細を知るにつれ「これを導入すれば機会損失が減るのでは!」という期待が湧いていました。
東京會舘を選んでくださるお客様は「このレストランに行きたい」という方もいらっしゃれば「この日に行きたい」という方もいらっしゃいます。現場任せの予約受付では、ご希望日の予約状況は完璧に対応できても、東京會舘内の別のレストランまでは把握していないことがあります。
記念日だからこそ東京會舘を選んでくださるお客様に対し、たとえば「プルニエは満席ですが、ロッシニの個室でしたらご用意できます。いかがでしょうか?」というように、お客様のご要望の本質を汲み取って対応するというのは、東京會舘としては逃したくない手法でした。
実際に予約受付を開始して以降、お客様のご要望に応えられる機会が増えたのは本当によいことだと感じています。
イデア:導入から数か月経過しましたが、今の課題感や今後に期待することはありますか?
外岡様:予約フローがだいぶ安定してきましたし、初動としては比較的順調に進んでると思います。
今後で言うと、先にもお伝えしたとおり東京會舘のお客様はお付き合いが長い方が多いので、かなり深いご質問をされる方もいらっしゃいます。お客様は常に100%の答えを求めていらっしゃいます。どんなご質問であっても回答にご満足いただき、それまで以上に東京會舘のファンになっていただけるような対応を標準化していきたいですね。タイムリーなレスポンスとサービスレベルの向上を続けることで常にベストな回答ができるようになると思っています。そのためにもコミュニケーションをしっかりと築き上げていきたいですね。
イデアレコードは今時珍しい「一緒に汗をかける会社」
イデア:では最後に、イデア・レコードの印象をお聞かせください。
外岡様:今時珍しい「一緒に汗をかける会社」ですね。コールセンターがオープンした当初は土日関係なく一緒に電話対応をしながら同じ方向を向いて進められましたね。また、新しいことを始めるには現場のスタッフに納得してもらこと、同時に社内の承認を得ること、目的は同じですが手段が大きく異なります。そういったプロセスにおいても、その都度それぞれに必要な資料をスピーディーに用意してくれました。お互い忙しい状況のなか、仕事をスムーズに進めるためにフットワーク良く動いてくれるのでとても印象が良いです。
あと、担当の上田さんはいい営業マンだなと思っています(笑)
東京會舘はサブテーマとして「お客様の人生の節目節目にきちんと寄り添う」を掲げています。電話対応においても現場の接客と同じ温度感で引き続きよろしくお願いいたします。
今後の展開は強固なCRMの構築、CS向上の足掛かりに!
これに対し、イデアの営業担当 上田は、「今後の展開としては、予約受電・お問い合わせデータの蓄積により強固なCRMの構築を行うとともに、各店舗の特徴をデータ化し、引き続きお客様の満足度を高められるマーケティング活動へ繋げていきます。」と力強く語ります。
今回、東京會舘・外岡様とお仕事をさせていただいたことで、関わったひとりひとりが非常に多くを学び、会社として大きな成長への一歩を踏み出せたと実感しています。
何事においても、ゴールは見えていても、安心してゴールに向かうための仕組みができてないことが多くあります。イデア・レコードの企業理念「自ら律し、つながり、共に立つ」は社員だけのクレドではなく、お客様とわたしたちが共にゴールを目指すために存在しています。
私たちの事業はお客様が本来すべき業務に集中できる環境を整えるべく、お客様の目指すゴールに向かって一緒に進んでまいります。

2018.06.22 Fri
「木を取り巻く社会」の発展を目指す、前田建設の想いをカタチに。
~イデア・レコードが木と木造の総合情報サイト「木で建ててみよう」の構築・運用を支援~
「木で建ててみよう」は前田建設工業株式会社(以下、前田建設)が木の魅力を世の中に発信し、木を取り巻く社会の発展に貢献することを目指し立ち上げた新しい形のオウンドメディアです。2018年6月正式リリースを迎え、続々と新しいコンテンツが追加されています。
イデア・レコードは「木で建ててみよう」のサイト構築をはじめ、編集チームに参加しコンテンツの企画制作をご支援。企画や構築はもちろんイラスト制作や取材・インタビューまで行い、サイト運用を総合的にサポートしています。
編集チームを取りまとめる前田建設の窪崎様と山内様に、プロジェクトに込めた想いや、サイトに期待する役割、描いている将来像を伺いました。
木と木造の総合情報サイト「木で建ててみよう」
・「木で建ててみよう」が生まれるまで
・ 木を取り巻く社会の発展に貢献する。「木で建ててみよう」のつくられかた
・「木で建ててみよう」が目指す姿
前田建設工業株式会社「木で建ててみよう」公式サイト
「木で建ててみよう」が生まれるまで
企業公式サイトやECサイトなど目的は違えど、多くの企業が運用しているオウンドメディア。近年その役割は広がりつつあり、会社情報の発信だけにとどまらずIRやCSR、マーケティングの場としてなど企業と社会の接点としての重要性を増しています。
前田建設の「木で建ててみよう」は木を取り巻く社会の発展を目指す、木と木造の総合情報サイト。CSR情報サイトでも、コンテンツマーケティングのためのサイトでもない、新しい形のオウンドメディアです。
前田建設はマンションや大型商業施設、高層ビル、自治体庁舎などの建築事業から、ダムやトンネルなどの土木事業まで幅広い実績があり、特に近年の大型木造建築の設計・建築技術に関しては業界随一。来年創業100年を迎えるゼネコンです。そんな前田建設がなぜ今、オウンドメディアの立ち上げに踏み切ったのでしょうか。
前田建設の窪崎さんは「自社の建築事例をただ紹介するのではなく、木を理解し寄り添っているという姿勢を表現したくてサイトを企画しました。自社の情報だけではなく、木の魅力や木造に関する知識を幅広く発信することで、木造業界そのものに貢献したいという想いもありました。木で建てることを検討している人はもちろん、林業や森林に興味がある方、木について詳しく知りたい方にとって価値ある情報を提供できれば。」と語ります。
事業を通じて社会課題の解決を目指すCSV-SS*という経営理念を掲げている前田建設。「木で建ててみよう」のサイトとしてのあり方には、根底にCSV-SSの理念が息づいているそうです。
※CSV-SS
前田版CSV(Creating Shared Value)。一般的な CSV の概念に加え、建設業の事業基盤に関わる「担い手不足」「労働力減少や高齢化」といった社会課題も含めて、事業のプロセスを改善しながら解決するのが特徴。
「木造に関するプラットフォームをつくりたいと考えていました。木や木造に関して調べたい人が日常的にアクセスして情報を引き出す道具のように使えるもの。私たちが持つ社内外の情報を広く世の中に共有することで、関わる人の課題解決につながる。それがさらに業界の発展にもつながる、ひいては前田建設の利益にもつながっていく、という流れが生まれれば理想ですね。」と山内さん。
木や木造を身近に感じてもらうために新しくオウンドメディアを立ち上げようという発想は、必然的に生まれたそうです。
木を取り巻く社会の発展に貢献する。「木で建ててみよう」のつくられかた
それでは前田建設は、「木で建ててみよう」をどのようにして形にしていったのでしょうか。
「木で建ててみよう」は専門家から少し木に興味があって調べている人まで、幅広い読者を想定。さらに、自社のオウンドメディアでありながら自らは前面に出ず、あくまでプラットフォームとしての役割に徹するサイトを求めていました。
「ゼネコンっぽい固い雰囲気は避けて、木の柔らかさ優しさを表現しつつ、初めて見た人でも親しみを感じられるサイトにしたかった。間口を広げつつも専門的な内容も見せたい、そのバランスに悩みました。」と窪崎さんは語ります。
そんな中、サイト構築・運用の依頼先としてイデア・レコードを選んでくださった理由を伺うと、「最も私たちの想いを汲んで、想像していた以上にこれだ!という形に落とし込み、提案してくれた。私たちとしてはウェブサイトの構築は初めての経験。最終的に選んだ決め手は、パートナーとして私たちの想いを深く理解し、同じ目線で汗をかいてくれそうだったことでした。」と話してくださいました。
山内さんからは、「成功事例の型に当てはめたサイトではなく、新しいものを作りたいというモチベーションを感じたのがイデア・レコードさんでした。」とうれしいお言葉も。前田建設、イデア・レコード双方にとって新たなチャレンジとなる「木で建ててみよう」プロジェクトはこうして始動しました。
初期の提案からプロジェクトに関わり、ディレクションを担当するイデア・レコードの左川は、「会社としての経営理念であるCSV-SSと「木で建ててみよう」のコンセプト、そして担当者様の想いに一貫性を感じ、共感しました。背景や前提となるストーリーを重視した設計をご提案したことを評価頂けて嬉しいですね。
インターフェースについては、ゼネコン色を出したくないというご要望を強く意識。前田建設という企業の培ってきた強みは継承しながらも、必要のないものは捨てる決断もしながら洗練させていきたいというメッセージだと受け止めていました。」と振り返ります。
提案時の資料
イデア・レコードは企画に加え、編集・マーケティング部隊を巻き込んだ構築・運用体制を用意。創業100年になるゼネコン前田建設と設立7年目のベンチャー、イデア・レコードの異色チームで、「木で建ててみよう」プロジェクトが始動しました。両社でディスカッションを重ねながら、想いをアイデアに、アイデアを形にと少しずつサイトの輪郭をはっきりさせていきます。週1回の定例会で出たアイデアをサイトデザインやコンテンツに反映し、それをもとにさらに議論を深めるという行程が繰り返されました。
「常に進捗や課題を開示してもらっていたので、顧客と製作会社という関係ではなくパートナーとして一緒に作っているという感覚が得られ、信頼できました。こちらのやりたいことを理解し、スムーズに形にしていただき依頼側としてのストレスが全くなかった。私たちは普段はお客様の想いを建築という形にする立場。イデア・レコードさんは建築においてもいい設計者になる気がしますね。」と山内さん。
プロジェクト進行を主導したイデア・レコードの鈴木は「我々もサイトのことを必死に考えますが、常に最終的な意思決定者は運用の主体である前田建設様。適切に判断いただけるよう必要な情報はノウハウを含めてメリット・デメリットを提示させていただきました。」と振返ります。
「木で建ててみよう」の大きな特徴は窪崎さん、山内さんが中心となり前田建設全社を巻き込んでプロジェクトを進めたこと。社内インタビューを通して近くで働いている方の考えがわかったり、施主様への取材を通してお客様の声を知った社員のモチベーションが上がったりと、思わぬ効果があったといいます。「今まで話を聞くきっかけがなかった人にも、「木」をきっかけにして取材依頼するとすんなりとつながりが広がりました。社内にも着実にファンが増えている実感がありますね。」と窪崎さんは語ります。
「木で建ててみよう」が目指す姿
6月に無事正式リリースを迎えた「木で建ててみよう」。公開後の社内からの評判も上々だといいます。「ゼネコンっぽくない、写真がきれい、コンテンツに幅があって面白い、とうれしい声を聞いています。これを記事にしたらどうか、というアイデアをもらうことも。自社の社員がサイトのことを自分事として捉えてくれているのが嬉しいです。」と窪崎さん。
「オウンドメディアはつくってから価値を高めていくもの。これからユーザーの反応を見ながらコンテンツを充実させ、木を通じた社会貢献を体現するサイトに育てていきたい。社外からも記事を載せてほしい、取材に来てほしいという声が自然に届くようになるといいですね。」とイデア・レコードのコンテンツ制作ディレクター野々は「木で建ててみよう」の未来に期待を寄せています。
最後に、前田建設のお二人に「木で建ててみよう」の今後の展望について改めて伺いました。窪崎さんは「サイトを立ち上げるにあたり、改めて会社のブランドを見つめなおしました。企業としてこの先も価値を生み出し続けるには、継承する部分・捨てる部分・新しく生み出していく部分の選択が必要ですよね。「木で建ててみよう」は前田建設の良さをうまく継承しながら、不要なものは捨てるという決断の積み重ねによってできたサイトです。これからはイデア・レコードさんと一緒に、さらに新たな価値を生み出していく段階。木や木造に関わるたくさんの人に関わってもらうことで、どんなコンテンツができていくのか自分でも楽しみですね。」とサイトへの期待を言葉にしてくださいました。
「木造業界を街に例えると、「木で建ててみよう」が目指すのは水道や道路などのインフラ。業界の基盤となるサイトにしていきたいです。木で建てたい人にとっての情報の基盤を提供し、それを使って街が発展していくイメージです。木造業界という街づくり全体に貢献していきたいですね。」と山内さん。まさにそれが、前田建設の掲げるCSV-SSの本質だとおっしゃいます。
「木で建ててみよう」はまだ生まれたばかり。イデア・レコードは、これからも前田建設がサイトに込めた想いに寄り添い、オウンドメディア運用を通じた「木を取り巻く社会への貢献」という理想の実現をともに目指します。
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